6月8日( 土 )第2回の歴史講座 四国お遍路街道の旅が高島慶次講師によって開催されました。当日は歴史好きの方や四国お遍路の旅に興味のある20名の方に参加して頂きありがとうございました。
講師高島慶次先生は四国八十八ヶ所巡りをした友人の話を聞いて、奥さんに「われわれの定年旅行もこれにしょうか」と言いだした時、妻はすぐに賛成したそうです。
先生の旅行好きで弾んだ気持ちと違って妻は全く違う思いだったようです。
「もし我の強い二人が1ヶ月半一緒に歩き始めたら、これからの長い道のりもやっていけるだろう。でも1週間もたないかも知れない。そのときの覚悟はしておこう」
そして最後まで八十八ヶ所を歩き通した話。
奥さんは「最後まで歩けて本当に良かった。初めて一緒に汗を流し、文字通り苦楽を共にした。この人と残りの人生をやっていくのもこれでいいのかなと言う気持ち」になられたそうです。
なんといい話をうかがえたのでしょうか。
「歩き遍路」は全体の1%程度。その中でも夫婦はまれだそうです。
定年後の夫婦お遍路かそれもいいのかなと思いましたが、一瞬自分の妻の顔が浮かび、無理、無理それだけは絶対出来ないと思い直してしまいました。
四国お遍路の旅の講座を受けて、四国お遍路の旅は一生に一度は行ってみたい旅だとさらに意を強くさせてもらいました。
高島慶次講師、それから参加していただいた皆様、楽しい時間をありがとうございました。